医院ブログ

2022.04.27更新

インプラント治療にリスクはあるの?

 

松本デンタルオフィスです。
本日はインプラント治療の主なリスクを3つお話しします。

 


リスク1:インプラント周囲炎

ブラッシングのしにくさやメンテナンス不足の影響で、インプラント周囲炎になる可能性があります。

「インプラントの付近に食べ物のカケラや汚れが付着し続けることで発生する炎症」のことをインプラント周囲炎と言います。
歯茎から血が出たり、膿んだり、腫れたり、痛みが出たりするのですが、最初のうちは自覚症状が出ない場合も多いですから、「自覚した頃にはすでにかなりエスカレートしてしまっている」というケースも珍しくありません。

ですから、インプラント手術が完了してからも、必ず定期的に病院に行って経過観察を受けましょう。

 


リスク2:金属アレルギー

インプラントに金属が用いられることもあります。アレルギーを招きにくいチタンを利用するのが普通ですが、それでもアレルギー症状が出る可能性はゼロではありません。

金属アレルギーがあると判明している場合は事前に医師に知らせてください。
また、治療前に皮膚科などで「金属アレルギーの有無の確認」をした上で、アレルギーが発生しない金属を選んでインプラント手術をします。

ただ、チタンアレルギーをお持ちの場合、インプラント治療はできませんから、他の治療方法で対応するしかありません。

 


リスク3:持病に関するリスク

骨粗しょう症の方がインプラントを埋め込むと、骨とインプラントが適切に結合せず、正常に定着しないケースがあります。また、糖尿病の方がインプラント施術をすると、きちんと回復せず、歯周病菌に感染してしまう恐れがあります。

最初に自分の持病を紙にまとめるなどして、診察のときに医師に提示してください。
また、かかりつけ医と連携すれば、糖尿病や骨粗しょう症の方でも、インプラント治療が可能となるケースもあります(必ずインプラント治療を行えるというわけではありません)。

 


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


東大和市、小平市の歯医者・インプラント治療なら
『 松本デンタルオフィス 』
所在地:東京都東大和市清原4丁目10−27 M‐ONEビル 2F
電話: 042-569-8127

投稿者: 松本デンタルオフィス

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