松本デンタルオフィスです。
本日はより高度な根管治療をするために大切なことをお話しします。
『CTによる精密診断』
従来のレントゲン診査では2次元的にしか診断することができませんでしたが、歯科用CTを取り入れることにより、複雑な根の形態や病変の大きさなども3次元的に詳しく把握できるようになりました。
『ラバーダム防湿』
治療する歯に「クランプ」という金具を装着し、それ以外を薄いゴムのシートで覆うことで、治療する歯をお口の中と完全に隔離します。
この装置により、唾液中の虫歯菌、歯周病菌がいるお口の中と隔離を行うことにより根管の中に唾液が入るのを防ぎ、感染防止に努めます。
他にもこのようなメリットがあります。
・器具のお口の中への落下も防止できる
・高濃度の洗浄液も安全に使用できる
『ニッケルチタンファイル』
根管をきれいにする器具をファイルと言います。
従来の保険診療では、弾性の少ないステンレス製のファイルを使用しますが、当院では弾性が高く、根管の形態を崩さずに根管内をきれいにできる、特殊な金属でできたニッケルチタンファイルを使用しています。
『MTAセメント』
管治療時に使用する特殊なセメントで、次のような効果を期待できます。
Point1
セメント硬化後も持続的にカルシウムを放出し、根管の細菌の殺菌作用を期待できます。
Point2
生体親和性がとてもよく、抜歯と言われるほど大きな根管の病変も治癒する場合があります。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
東大和市、小平市の歯医者・インプラント治療なら
『 松本デンタルオフィス 』
所在地:東京都東大和市清原4丁目10−27 M‐ONEビル 2F
電話: 042-569-8127