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2024.08.09更新

なぜシュガーフリーガムが虫歯予防に効果的なのか?

 

 

松本デンタルオフィスです。
シュガーフリーガムは、その名の通り砂糖を含まないガムであり、虫歯予防に効果的な手段として広く知られています。しかし、具体的にどのようにしてシュガーフリーガムが虫歯予防に役立つのかをご存じでしょうか?この記事では、その理由を詳しく解説していきます。



1. 唾液の分泌を促進する効果

シュガーフリーガムを噛むことで最も大きな効果の一つは、唾液の分泌が促進されることです。唾液は、口腔内の食べかすや酸を洗い流し、口腔内のpHバランスを中和する働きを持っています。これにより、虫歯の原因となる酸の発生が抑えられ、虫歯のリスクが減少します。



唾液の役割
唾液には、虫歯を引き起こす細菌の酸を中和する力があります。また、歯の再石灰化を助けるカルシウムやリンが含まれており、歯の表面を修復し、強化します。



2. キシリトールの効果

シュガーフリーガムには、しばしばキシリトールが使用されています。キシリトールは、虫歯の原因となるミュータンス菌の活動を抑制する効果があることで知られています。



キシリトールの特性
キシリトールは甘味料の一種ですが、ミュータンス菌がキシリトールを代謝することができないため、酸の生成を防ぎます。さらに、キシリトールは唾液の分泌を促進し、口腔内の清潔を保つ助けにもなります。



3. 砂糖を含まないため安心

従来のガムには砂糖が含まれており、これが口腔内で分解されると酸が生成され、歯のエナメル質を侵食して虫歯を引き起こす可能性があります。しかし、シュガーフリーガムには砂糖が含まれていないため、虫歯のリスクを避けることができます。



低リスクな甘味料
シュガーフリーガムには、キシリトール以外にもソルビトールやマンニトールなどの代替甘味料が使用されています。これらは虫歯を引き起こすリスクが低く、安心して噛むことができます。



【まとめ】

シュガーフリーガムが虫歯予防に効果的な理由は、唾液の分泌を促進し、口腔内の酸性度を中和することで、虫歯のリスクを減少させることにあります。また、キシリトールなどの虫歯予防に効果的な成分が含まれていることも大きなポイントです。虫歯予防のために、日常的にシュガーフリーガムを噛む習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?



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『 松本デンタルオフィス東大和 』
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投稿者: 松本デンタルオフィス

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