医院ブログ

2022.05.25更新

インプラントが向いている人とは?

 

松本デンタルオフィスです。

 

歯を失った時の選択には、インプラントの他、入れ歯、ブリッジ等があります。

これらの補綴治療には、それぞれメリットとデメリットがあるため、患者様も深く悩まれる部分だと思います。

今回はその内、”インプラント”に焦点を当て、入れ歯やブリッジよりもインプラントが適しているケースについて、詳しく解説していきます。

 


◎入れ歯が合わなくて悩んでいる方

インプラントは比較的新しい治療法の1つなので、以前は入れ歯を使用していたという患者さまも多くいらっしゃいます。

入れ歯から、インプラントに変えた患者さまの多くは、入れ歯に不便を感じていた人がほとんどです。

食事の際に楽しめない、人と会話するのが苦手になった、お手入れが面倒等、入れ歯が合わないと感じている患者さまにはインプラントをおすすめしています。

顎の骨に人工歯根を埋め込むインプラントであれば、食事も会話も楽しめますし、お手入れも自分の歯と同様に行えます。

 


◎周りの健康な歯を大切にしたい方

入れ歯やブリッジといった補綴治療を選択すると、周りの健康な歯を削る必要があります。

特にブリッジの場合は、支台歯となる周囲の歯を大きく削るため、健康な歯を維持したい患者さまには抵抗があるかもしれません。

インプラントの場合は、周囲の歯を削ることなく治療が受けられるので、できるだけ自分の歯を残したい方におすすめです。

 


◎自分の歯のように噛みたい

何らかの理由で歯を失ってしまった時の治療に期待するのは、”噛む”ことが問題なくできるかどうかです。

もちろん、天然の歯には及びませんが、インプラントは、他の補綴物よりも自分の歯により近い噛み心地を実現することができます。

 


◎審美性を高めたい

歯を失ってしまった時に気になるのはやはり審美性です。さまざまな補綴治療がありますが、審美性に長けているのはインプラントです。

インプラントには、天然の歯の色合いや質感、ツヤを再現できるセラミックを使用しています。

また、人工歯根を埋めることで、見た目は天然の歯のようにみえるのが最大の特徴です。

 


◎まとめ

インプラントは、食事や会話を今まで通り楽しみたい方、また審美性を気にされる方におすすめの治療方法です。

インプラントに関するご質問等がありましたら、当院までお気軽にご相談ください。

 


東大和市、小平市の歯医者・インプラント治療なら
『 松本デンタルオフィス 』
所在地:東京都東大和市清原4丁目10−27 M‐ONEビル 2F
電話: 042-569-8127

 

投稿者: 松本デンタルオフィス

2022.05.05更新

インプラントの禁忌症とは?

 

松本デンタルオフィスです。
本日はインプラントの禁忌症についてお話ししますね。

 


インプラントの禁忌症というのは、病気や疾患が理由となり、インプラントを受けない方が良いとされるケースのことです。

ただし、インプラント禁忌症の全てのケースでインプラントが行えないということではありません。

例えば、切開範囲の狭いフラップレス手術を用いてインプラントができるケースなどもあります。

また、理由となる病気や疾患に対して、担当医との連携を取り、症状をコントロールすることでできるようになるケースも存在します。

 


◎心疾患

心疾患とは、心臓の病気の総称であり、心筋梗塞や狭心症、不整脈、心不全等の病気を指します。インプラントの手術は、外科手術となりますので、当然心臓にも負担がかかります。

そのため、心疾患の一部では、インプラント禁忌症と診断されることもあります。

内科の先生と歯科医が連携を取り、症状をコントロールすることでインプラント手術を行えるケースもあります。

 


◎脳血管障害

脳血管障害とは、脳にある血管に障害があることで引き起こされる脳卒中等の病気を指します。

脳血管障害の既往歴のある患者さまの場合でも、併発している疾患や運動障害のない場合に限り、インプラント手術を行える可能性があります。

 


◎消化器疾患

胃や腸、肝臓等の消化器に疾患のある患者さまも、インプラント禁忌症といえます。ただし、肝硬変等の疾患でも末期や急性でない限りは、問題なく手術が受けられます。

胃や腸の疾患については、薬の影響を受けることも多いため、かかりつけの内科医との連携は必須となります。

 


◎腎機能障害

腎機能障害とは、腎不全や腎障害といった病気を指します。腎機能障害のあるケースは、術後の経過が遅くなることもあるため、手術そのものが禁忌症として扱われます。

ただし、こちらも症状がある程度コントロールできているケースでは手術が可能です。

フラップレス手術の場合は、切開箇所を狭くすることが可能なので、手術を受けられる可能性が高まります。

 


◎骨粗鬆症

インプラントは、顎の骨にインプラント体を埋め込み、結合するのが目的です。

骨粗鬆症の患者さまの場合は、結合が阻害されることもあるため、インプラント治療が行えないケースもあります。

骨粗鬆症に関しては、現在の進行具合により手術ができるかどうかが大きく変わります。

主治医の先生とも良く相談させていただき、手術ができるかどうかを決定いたします。

 


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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所在地:東京都東大和市清原4丁目10−27 M‐ONEビル 2F
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