医院ブログ

2022.08.26更新

歯周病は子どもにうつる?

 

 

松本デンタルオフィスです。
本日は歯周病についてお話しします。
 
 
口の中の微生物が歯周病の根本的な原因であり、原因となる細菌は人から人へ感染します。

歯周病の原因菌は唾液を介して広がるため、歯周病にかかっている人とキスしたり、食器を共有したりすると感染する可能性があるのです。

 
歯周病にかかっていない子供が、歯周病にかかっている家族から歯周病の原因菌をもらってしまったからといって、すぐに発症するわけではありません。

この病気を防ぐためには、適切な歯周病治療を受けて、口の中の細菌を正常なレベルまで減らすことが必要です。

 
ただほとんどの場合、歯周病は遺伝しないとされています。

歯肉炎は、ここ数年、低年齢の子どもたちにより広く見られるようになりました。子どもは大人ほど歯周病になりやすいわけではありませんが、歯周病と無縁というわけではありません。

 
そのため、幼少期から定期的に歯科医院に通い、正しい歯のメンテナンス方法を身につけることが必要です。

歯周病は、適切なブラッシングと歯科医院での定期的なメンテナンスで予防することができます。

 
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


東大和市、小平市の歯医者・インプラント治療なら
『 松本デンタルオフィス 』
所在地:東京都東大和市清原4丁目10−27 M‐ONEビル 2F
電話: 042-569-8127 

投稿者: 松本デンタルオフィス

2022.08.11更新

歯磨きのコツを教えて

 

 

松本デンタルオフィスです。
本日は歯磨きのコツについてお話しします。

 


1:磨く場所に毛先を確実に触れさせる

鏡を使って毛先が触れていることをチェックすることをおすすめします。

 


2:動かし方について

歯肉と歯を傷つけることなく歯垢を除去できれば、動かし方は何でも構いません。
円を描くようにしても、タテにかき出すようにしても、小さくヨコに動かしても良いです。

 


3:細かく動かす

歯垢を取るためには毛先を触れさせて磨くことが大事です。歯にはデコボコがありますから、小刻みに動かさないと引っ込んだ場所には毛先が触れません。特に歯同士の間や裏側をブラッシングする際、大きく動かすと一度入った毛先が出てきてしまいますから気を付けましょう。

 


4:軽く磨く

力を入れてブラッシングすると毛先が開くため歯垢を除去しにくくなりますし、歯肉や歯が傷つくかもしれません。毛束が真っ直ぐなまま歯面に触れるくらいの力で十分です。

 


5:1カ所を10~20回程度ブラッシングする

歯垢はネバネバしていますから、数回歯ブラシを動かすくらいでは除去することができません。ですから1日1回以上は、しっかり時間を使って(最低5分以上)歯全体の歯垢をきちんと除去しましょう。1カ所を10~20回程度磨くのがおすすめです。

就寝中は口内細菌が活発になりますから、特に就寝前に時間を費やしてブラッシングすることを推奨します。

 


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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2022.07.17更新

歯周病のリスクを上げる7つの原因②

 

松本デンタルオフィスです。
本日も歯周病のリスクを上げる原因についてお話ししますね。

 


『4.口が常に開いている人』

口の中を構成する粘膜は、唾液で覆われているため、雑菌が付着しにくくなっています。しかし、口が開いていると口の中の組織が乾燥し、白血球の活動が阻害され、歯周病の原因となる細菌が増加します。鼻の調子が悪くて口呼吸が多い人も、同様に注意が必要です。

 


『5.歯ぎしりをしやすい人』

歯ぎしりをすると、歯に力が加わり、歯や歯ぐきが傷つくことで歯周病が悪化します。歯ぎしりには3つのパターンがあり、最もダメージが大きい歯ぎしりは、歯を横方向に滑らせるものです。

・歯を横に動かす歯ぎしり
・歯を食いしばる
・歯をカチカチと鳴らす

歯は縦方向の圧力は100kgまで耐えられますが、横方向の力には弱く、強い圧力に耐えることができません。

 


『6.歯並びが悪い』

歯並びが悪いと、歯の清掃や手入れが十分にできず、歯垢(プラーク)が残ってしまいます。プラークが唾液の他の成分と結合すると、最終的に歯石に変化し、歯周病の原因となることがあります。また、歯並びは年齢を重ねるごとにズレていく性質があります。若い頃は歯並びが完璧だった人でも、50歳を超えると歯と歯の間に隙間ができてきて、歯が外側にはみ出るようになる場合があります。その結果、歯磨きが難しくなり、歯周病になる可能性が高くなるため、注意が必要です。

 


『7 高血圧症、てんかん、免疫抑制などの薬物治療中の方』

実は、降圧剤が歯周病の原因ではないかという指摘があります。歯茎が腫れるので、降圧剤を服用している人はすぐにわかります。歯周病は、高血圧の治療薬を飲み始める中高年の方に多いようです。

 


『まとめ』

日本人の約8割が歯周病にかかっているという試算もあり、歯周病は重大な国民病といえるでしょう。この記事を読んでいるあなたも、歯周病にかかっている可能性があります。歯周病はゆっくりと進行するため、歯科医などの医療機関で診断されるまで、自分が歯周病であることに気づかない人も多いようです。

今回ご紹介したことに当てはまる方は、定期的に歯科医院で検診を受けてみてはいかがでしょうか?

もし歯周病にかかっていなかったとしても、定期的に歯科医院で検査やクリーニングを受け、予防歯科に取り組むことは生活のクオリティを高めることに繋がります。

 


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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2022.07.04更新

歯周病のリスクを上げる7つの原因①

 

 

松本デンタルオフィスです。

歯周病の進行に関与している生活習慣は数多く存在します。
今回は「こんな生活をしていると歯周病になりやすい」という原因を7つ、ご紹介します。

これらの習慣のすべてが歯周病の直接的な原因というわけではありません。それでも、多くの要因が同時に存在すると、歯周病になる可能性が高くなります。この中で自分に当てはまるものが多ければ多いほど、気をつける必要があります。

 


1. 日頃から口内を清潔にしていない、歯を磨いたりしていない人

歯に歯垢がたまり、口の中がばい菌だらけになります。このような人は歯周病になる可能性が高くなります。歯周病は生活習慣病ですから、日頃の生活習慣が最も重要です。

歯周病や虫歯を予防するためには、歯磨きやお口の中のケアが基本です。歯ぐきのケアも同様に重要です。

 


2.タバコを吸う人

喫煙は、病気を引き起こす可能性がかなり高いため、歯周病の大敵と考えられています。非喫煙者と比べると喫煙者は発症リスクがより高く、早く進行します。

また、なかなか治らないことも分かっています。その主な理由は、以下のとおりです。

・歯ぐきの血行が悪くなり、歯ぐきに酸素や栄養が十分に行き渡らなくなる
・歯ぐきの抵抗力が低下し、ばい菌と戦う白血球の働きが弱まるため、免疫力も低下する
・唾液の分泌が抑制されるため、歯の表面に歯垢や歯石がたまりやすくなる

 


3.糖尿病を患っている方

糖尿病は、歯周病のリスクと関係があると言われています。それは、ドライマウスと関係しています。ドライマウスは、血糖値が高い場合によく見られる副作用で、唾液の分泌量が減少することで発生します。

そうなると、白血球の働きが低下し、歯周病の原因となる細菌が増殖してしまいます。そのため、糖尿病で口の中のケアをきちんと行っていない人は、歯周病になるリスクが高いのです。

 


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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2022.06.23更新

​​「歯茎からの出血」にすぐ対応するべき理由とは?

 

 

松本デンタルオフィスです。
本日は「歯茎からの出血」にすぐ対応するべき理由についてお話しします。

 


歯磨きなどをしていて、歯茎から血が出た経験のある方は少なくないはずです。

ただ、通常の歯磨きで歯茎から出血するのは好ましいことではありませんから、基本的にはすぐに対応する必要があります。

 

 

1:「歯茎からの出血」はなぜ危ないのか

歯茎から血が出る場合は、歯茎が腫れて歯肉炎に陥っているのかもしれません。そして歯肉炎がエスカレートすると歯周病になってしまいます。

「自分は歯周病である」と自覚している方は少ないものの、20歳以上の人の8割程度は歯周病にかかっているとされています(ただし歯周病の程度は様々です)。

 
そして歯周病が悪化し続けると最後には歯が抜けます。

健康的な歯茎であれば、ブラッシングをしたくらいで出血する可能性は非常に低いです。

ですから歯茎から血が出たのであれば、歯や歯茎のコンディションを確認することをおすすめします。歯石が付着していたり歯茎が腫れていたりする場合は、すぐに歯医者に行きましょう。

 

 

2:歯周病になるとどうなる?

・歯茎が腫れ、変色する

通常の歯茎は淡いピンク色です。しかし歯周病に陥って歯茎が腫れると、歯茎が濃い赤色になるケースが多いです。

そのため歯茎が赤色になっているのであれば歯周病を疑いましょう。
「歯茎の内部にある免疫を有する細胞」が歯周病菌と戦うことにより、炎症が発生しているのだと考えてください。


そしてきちんとブラッシングをして歯垢を除去することが大事です。特に歯周ポケットに歯垢を残さないようにすることが非常に重要と言えます。


歯茎から歯周病菌や歯垢を取り除くことができれば、歯茎の腫れはおさまっていきます。また、歯茎から血が出にくくなり、歯茎が引き締まっていきます。

元の状態にもよりますが、肉眼で見ても分かるくらいに歯茎のコンディションが良くなっていくことでしょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 
 
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2022.06.03更新

神経を取った歯の寿命が短くなるのはなぜ?

 

 

松本デンタルオフィスです。

歯の神経が虫歯によるダメージを受けても、神経を早めに取れば歯を残せる可能性が高いです。
しかし神経を取った歯は通常よりも寿命が短くなります。
それはなぜなのでしょうか。主な理由は2つあります。

 


■栄養が届かなくなるため

歯の神経によって歯全体に栄養が運ばれます。その神経がなくなってしまえば、歯に栄養が届かなくなります。

そして神経が存在する歯は弾性が高いため頑丈ですが、神経を取ってしまうと弾力がなくなって、割れたり折れたりしやすくなります。

ちなみに歯根が折れることを指して「歯根破折」と呼び、これが発生すると基本的に歯を抜くしかなくなります。

 


■異変を察知しにくくなるため

神経を取ると痛みが生じなくなりますから、虫歯などの異変が起きても察知しにくくなります。

もちろん一定以上に悪化すれば痛みがなくても気付けますが、その頃には症状がかなりエスカレートしていてもおかしくありません。


ちなみに歯の神経を取る施術のことを「根管治療」と言います。

これは様々な歯科治療の中でもとても難しいものであり、失敗してしまうこともそれほど珍しくはありません。

根管治療におけるミスとしては「細菌の取り残し」が多いですが、根管の中に細菌が残っていると、歯根の先端辺りで細菌感染が生じる「根尖性歯周炎」のリスクが上がります。


そして根尖性歯周炎が酷くなっていくと、抜歯しなければならなくなる可能性が高くなり、歯の寿命も短くなってしまいます。

 


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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2022.05.25更新

インプラントが向いている人とは?

 

松本デンタルオフィスです。

 

歯を失った時の選択には、インプラントの他、入れ歯、ブリッジ等があります。

これらの補綴治療には、それぞれメリットとデメリットがあるため、患者様も深く悩まれる部分だと思います。

今回はその内、”インプラント”に焦点を当て、入れ歯やブリッジよりもインプラントが適しているケースについて、詳しく解説していきます。

 


◎入れ歯が合わなくて悩んでいる方

インプラントは比較的新しい治療法の1つなので、以前は入れ歯を使用していたという患者さまも多くいらっしゃいます。

入れ歯から、インプラントに変えた患者さまの多くは、入れ歯に不便を感じていた人がほとんどです。

食事の際に楽しめない、人と会話するのが苦手になった、お手入れが面倒等、入れ歯が合わないと感じている患者さまにはインプラントをおすすめしています。

顎の骨に人工歯根を埋め込むインプラントであれば、食事も会話も楽しめますし、お手入れも自分の歯と同様に行えます。

 


◎周りの健康な歯を大切にしたい方

入れ歯やブリッジといった補綴治療を選択すると、周りの健康な歯を削る必要があります。

特にブリッジの場合は、支台歯となる周囲の歯を大きく削るため、健康な歯を維持したい患者さまには抵抗があるかもしれません。

インプラントの場合は、周囲の歯を削ることなく治療が受けられるので、できるだけ自分の歯を残したい方におすすめです。

 


◎自分の歯のように噛みたい

何らかの理由で歯を失ってしまった時の治療に期待するのは、”噛む”ことが問題なくできるかどうかです。

もちろん、天然の歯には及びませんが、インプラントは、他の補綴物よりも自分の歯により近い噛み心地を実現することができます。

 


◎審美性を高めたい

歯を失ってしまった時に気になるのはやはり審美性です。さまざまな補綴治療がありますが、審美性に長けているのはインプラントです。

インプラントには、天然の歯の色合いや質感、ツヤを再現できるセラミックを使用しています。

また、人工歯根を埋めることで、見た目は天然の歯のようにみえるのが最大の特徴です。

 


◎まとめ

インプラントは、食事や会話を今まで通り楽しみたい方、また審美性を気にされる方におすすめの治療方法です。

インプラントに関するご質問等がありましたら、当院までお気軽にご相談ください。

 


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2022.05.05更新

インプラントの禁忌症とは?

 

松本デンタルオフィスです。
本日はインプラントの禁忌症についてお話ししますね。

 


インプラントの禁忌症というのは、病気や疾患が理由となり、インプラントを受けない方が良いとされるケースのことです。

ただし、インプラント禁忌症の全てのケースでインプラントが行えないということではありません。

例えば、切開範囲の狭いフラップレス手術を用いてインプラントができるケースなどもあります。

また、理由となる病気や疾患に対して、担当医との連携を取り、症状をコントロールすることでできるようになるケースも存在します。

 


◎心疾患

心疾患とは、心臓の病気の総称であり、心筋梗塞や狭心症、不整脈、心不全等の病気を指します。インプラントの手術は、外科手術となりますので、当然心臓にも負担がかかります。

そのため、心疾患の一部では、インプラント禁忌症と診断されることもあります。

内科の先生と歯科医が連携を取り、症状をコントロールすることでインプラント手術を行えるケースもあります。

 


◎脳血管障害

脳血管障害とは、脳にある血管に障害があることで引き起こされる脳卒中等の病気を指します。

脳血管障害の既往歴のある患者さまの場合でも、併発している疾患や運動障害のない場合に限り、インプラント手術を行える可能性があります。

 


◎消化器疾患

胃や腸、肝臓等の消化器に疾患のある患者さまも、インプラント禁忌症といえます。ただし、肝硬変等の疾患でも末期や急性でない限りは、問題なく手術が受けられます。

胃や腸の疾患については、薬の影響を受けることも多いため、かかりつけの内科医との連携は必須となります。

 


◎腎機能障害

腎機能障害とは、腎不全や腎障害といった病気を指します。腎機能障害のあるケースは、術後の経過が遅くなることもあるため、手術そのものが禁忌症として扱われます。

ただし、こちらも症状がある程度コントロールできているケースでは手術が可能です。

フラップレス手術の場合は、切開箇所を狭くすることが可能なので、手術を受けられる可能性が高まります。

 


◎骨粗鬆症

インプラントは、顎の骨にインプラント体を埋め込み、結合するのが目的です。

骨粗鬆症の患者さまの場合は、結合が阻害されることもあるため、インプラント治療が行えないケースもあります。

骨粗鬆症に関しては、現在の進行具合により手術ができるかどうかが大きく変わります。

主治医の先生とも良く相談させていただき、手術ができるかどうかを決定いたします。

 


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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2022.04.27更新

インプラント治療にリスクはあるの?

 

松本デンタルオフィスです。
本日はインプラント治療の主なリスクを3つお話しします。

 


リスク1:インプラント周囲炎

ブラッシングのしにくさやメンテナンス不足の影響で、インプラント周囲炎になる可能性があります。

「インプラントの付近に食べ物のカケラや汚れが付着し続けることで発生する炎症」のことをインプラント周囲炎と言います。
歯茎から血が出たり、膿んだり、腫れたり、痛みが出たりするのですが、最初のうちは自覚症状が出ない場合も多いですから、「自覚した頃にはすでにかなりエスカレートしてしまっている」というケースも珍しくありません。

ですから、インプラント手術が完了してからも、必ず定期的に病院に行って経過観察を受けましょう。

 


リスク2:金属アレルギー

インプラントに金属が用いられることもあります。アレルギーを招きにくいチタンを利用するのが普通ですが、それでもアレルギー症状が出る可能性はゼロではありません。

金属アレルギーがあると判明している場合は事前に医師に知らせてください。
また、治療前に皮膚科などで「金属アレルギーの有無の確認」をした上で、アレルギーが発生しない金属を選んでインプラント手術をします。

ただ、チタンアレルギーをお持ちの場合、インプラント治療はできませんから、他の治療方法で対応するしかありません。

 


リスク3:持病に関するリスク

骨粗しょう症の方がインプラントを埋め込むと、骨とインプラントが適切に結合せず、正常に定着しないケースがあります。また、糖尿病の方がインプラント施術をすると、きちんと回復せず、歯周病菌に感染してしまう恐れがあります。

最初に自分の持病を紙にまとめるなどして、診察のときに医師に提示してください。
また、かかりつけ医と連携すれば、糖尿病や骨粗しょう症の方でも、インプラント治療が可能となるケースもあります(必ずインプラント治療を行えるというわけではありません)。

 


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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2022.03.13更新

根管治療が選択肢に挙がるケースとは?

 

松本デンタルオフィスです。
本日は根管治療が選択肢に挙がるケースについてお話しします。

「歯を残して、神経のみを抜く治療法(根管治療)」とはどのような治療方法なのか解説いたします。

 


『治療方法の概要』
虫歯の箇所だけを削って除去して、歯の神経を露出させて取ります。
そして丁寧に消毒を行い、治療箇所に薬品を入れて、虫歯の再侵入を防止します。

また、虫歯がエスカレートしているなどの理由で被せ物が必要となるケースでは、歯の土台を入れることになります。
歯を抜くことはなく、虫歯の箇所を除去してから歯の治療をします。

 


『根管治療が選択肢に挙がるケースとは?』
・重症の虫歯があるとき
・酷い知覚過敏であるとき
・歯にヒビが入ったとき

主にこれらに該当する場合は、根幹治療が採用されるかもしれません。
それぞれについて解説していきます。

 


【1】重症の虫歯があるとき
虫歯がエスカレートして、虫歯菌が歯髄まで届いた場合は、神経を除去するケースがあります。
虫歯を理由とする炎症を放っておくと、徐々に広がっていく事になります。その影響でリンパが腫れて、熱が出るなどの恐れもあります。

また、虫歯が神経に届いて炎症が発生すると、「歯髄炎」に陥り、強い痛みに襲われることになります。そのまま放置していると、神経が壊死してしまう場合が大半です。

壊死するとだんだん神経が腐敗していき、歯が灰色や黄色に変色したり、口臭が強くなったりする恐れもあります。
さらには歯周炎等の重い炎症の引き金になるケースもありますから、必要に応じて神経を除去することが大事です。

もちろんこのレベルの虫歯になる前に、歯医者に行って適切に対処してもらうことが重要と言えます。

 


【2】酷い知覚過敏であるとき
知覚過敏になると神経の炎症や虫歯がなくても、歯ブラシの毛先や冷たいものなどによってしみる(痛くなる)ことになります。
これは歯の象牙質が露出してしまっていることが原因です。象牙質は歯髄(歯の神経)を包んでいますから、接触した際の刺激が神経に伝達しやすいと言えます。

そして重度の知覚過敏であるときには根幹治療をする可能性があります。ただし、原則として知覚過敏で神経を除去することはありません。

 


【3】歯にヒビが入ったとき
歯にヒビが入ったとき、特に歯の神経にまでヒビが届いているケースでは、歯の神経を除去する場合があります。

ヒビが神経にまで届くと神経が菌におかされてしまい、炎症のリスクが高くなります。

そして炎症を防止するためには内部を清掃・消毒する必要があります。この治療をするにあたって神経を除去することになります。

 


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